ハーレー初心者のための低速走行技術

低速走行技術

ハーレーはアメリカの広い道路を中高速域で走るためにできています。従って日本のように街中を低速走行するのには向いていません。日本には渋滞時などで停止することも多く、車の間をすり抜けるシチュエーションも多くあります。

それでも日本でハーレーを快適に乗るためには、低速走行でも安定感のあるテクニックを身に付ける必要があります。よく初心者がバランスを崩してしまうのはハンドルで立て直そうとするからです。

ハンドルはあくまでも添える程度にし、タンクを挟んでいる両膝に意識を集中することが重要です。このニーグリップでバランスをとる技術に慣れてくると、シート上での体重移動も簡単になります。

やがてはシート上でのニーグリップもいらないほど体重移動の重要性に気付いていくことでしょう。上級者になれば僅かな体重移動だけでもバランスコントロールができるようになります。体重移動の際にはゆっくりと行うのがバランスをとるコツです。