ハーレーのクロームメッキの洗車方法

クローム系ハーレー

ハーレーのなかには、クロームでメッキ処理したタイプのものがあります。クロームメッキとは、青白い金属光沢が特徴的なクロームで塗装をしたものです。ハーレーをクロームでメッキすることで、車体をシャープに見せます。また、光を受けて美しく輝くことから、晴れた日のツーリングによく映える車体になります。さらに、本格的なクロームメッキを施すことで、耐食性や侵食性を防ぐことができます。

一方で、目立つだけあって汚れが浮いてしまって、こまめな手入れが必要なのも、クロームメッキをしたハーレーの特徴です。汚れを放置しておくと、錆の原因にもなります。ただし、洗車をするには手間やコツが必要になってきます。誤った洗車をしてしまうと、傷みのもとになりかねません。

自分でクロームメッキ部分を洗車する場合は、マイクロファイバーのクロスが必要です。クロームメッキは傷がつきやすいので、傷つく可能性があるクロスで拭くのは避けましょう。また、研磨剤の入っていない、専用のクリームも必要です。ともに、専門店で販売しているので、購入しておいてください。そして、クロームメッキを処理したハーレーの場合、最初に水洗いで全体の洗車を済ませておくことがポイントです。
水を使ってホコリや泥を落とした上で、仕上げにクロスとクリームでクロームメッキの部分を磨きましょう。

この手順を踏まえることで、クロームに錆が浮きにくくなるだけでなく、傷を防ぐこともできます。土やホコリは錆の原因になるので、クロームメッキ部分が大きいハーレーは、特にこまめな洗車が必要です。錆が浮いてきてクリームでは取り切れなくなったら、専門店にメッキ加工を依頼しましょう。クロームメッキを剥がして、新しく塗装しなおしてくれます。